本記事のテーマは小麦粉に関する記事です。
みんな大好き、パスタ・ラーメン・パン・天ぷら。
小麦粉が使われてない食事をするのが難しいくらい様々な食事に使われています。
でも食べ過ぎに気を付けて、といいたい理由があるのです。
では本題に入っていきましょう！
不調の原因に？小麦粉がクセモノ
菓子パンの原料である小麦が、不調の原因のひとつになっていることに触れました。小麦が使われているのは、パンだけではありません。ケーキやクッキー、パスタ、ラーメン、うどん、そうめんなど、私たちのまわりは小麦製品であふれています。口にしない日はない、というほど身近な存在なのになぜ体に悪いのでしょう？
小麦が真っ白な理由
まず、小麦粉は精製・漂白されて真っ白ですよね。この真っ白、がクセモノ。
小麦が消化に悪い
そもそも人間の体というものは、自然で純粋な食材を分解する酵素しかもっていません。ですから、加工して原形をとどめていない小麦製品を食べると、うまく消化・吸収できないのです。
きちんと消化されなかった食べ物は、そのまま腸に残り、ヘドロのように腸管内部にへばりついてしまうといわれています。ですから、いくら栄養たっぷりの食べ物を食べても、栄養素が吸収されず、体は栄養不足状態に。
小麦は冷えのもと
しかも、このヘドロのような未消化物が体内毒素となって、冷えやアレルギーを引き起こす場合もあるのです。また、小麦自体に体を冷やす作用があるため、パンやケーキと一緒に冷たい飲み物を飲むと、体はますます冷えることに。
できたてパンは要注意！イースト菌がクセモノ
できたてパンのしっとりした部分にはイースト菌が生きたまま残っていることも多いのです。イースト菌のエサとなるのは、脂肪や糖分の代謝に欠かせないビタミンB群。したがって、できたてパンを食べ続けていると、ビタミンB群が不足して、やせにくく太りにくい体になったり、疲れやすい体になったりしてしまうのです。
小麦を食べるなら、食べあわせを考えよう
小麦を食べるときに摂った方がいいもの
小麦製品は何が何でも禁止というわけではありません。週に1～2度なら問題ないでしょう。ただし、小麦製品を食べるときは、野菜や海藻など腸内にへばりついた毒素を排泄してくれる食物繊維やビタミン・ミネラルの多いものを一緒に摂る工夫を忘れずに！
日本人は、パンよりごはん
なぜごはんを食べなくなったのか
これは学校給食の影響でしょう。学校給食が導入されるまで、日本人にはパンを主食とする食習慣はありませんでした。それが戦後、日本を占領したアメリカが、日本に自国の小麦と乳製品を輸入させるために、学校給食にパンと牛乳を広めたのです。おかげで、それまで日本人にはほとんどなかった欧米型の病気が増えてしまったのです。ごはんとみそ汁の給食から始めていたら、現代の医療費はこんなに増えていなかったかもしれません。
ごはんをすすめる理由
主食には、体を冷やすパンやパスタなどの小麦製品より、体をひやさないごはんが断然おすすめ。玄米や雑穀類なら、白米よりビタミン・ミネラル類、食物繊維が豊富なため、さらに◎。味噌汁など温かい汁ものを毎食つけると、ベストです。「ごはんは太る」と思い込んでいる方が多いですが、考えてみてください。日本人の主食はもともとお米。ですから、基本はパンよりごはんが望ましいのです。
基本的に人は、生まれ育った土地でとれた食べ物を食べるのがいちばん体に合っています。
塩分も脂肪も含まず、食物繊維たっぷりのごはんは、実はとってもヘルシー。
麺類を選ぶなら、うどんよりそばを
ひやむぎ、冷やし中華、カッペリーニなど、暑い夏や食欲のないときは、さっぱりしてのど越しのいい麺類が食べたくなりますよね。最近では、季節を問わずパスタやラーメンばかり食べている方も増えています。でも、美肌を美ボディを目指すなら、同じ麺類でも、「日本そば」を選びましょう。
そうめんやうどん、パスタ、ラーメンには、日本人の体質にはあまり合わない小麦粉が使われています。しかも小麦粉は真っ白な精製加工食品ですから、体を冷やし、様々な不調の原因に。
パスタは単品で食べることはなく、ソースに絡めて食べることがほとんど。そのソースに余分な酸化した油が含まれていることが多いのも問題点。過剰な油分をとると吹き出物が出やすくなります。精製された麺は選択しない方がよいです。
その点、そばなら、そば粉のままの黒っぽい色をしているうえ、そばの実の粒々も残っていて「自然の素材をそのまま丸ごと食べる」という理屈にもあっています。しかも、ポリフェノールの抗酸化パワーでアンチエイジング対策もOK！また、そばは寒い地域で収穫されるため、体を温める作用があります。そばのつなぎには小麦粉が使われますから、そば粉の割合が多いものを選ぶのが理想です。
十割蕎麦なら精製されていない麺なので、食物繊維のほか、ルチンというビタミンが豊富に含まれています。ルチンはビタミンCの吸収を助け、血流をよくしてくれる栄養素。パスタやラーメンを食べるより美しくなれます。運動が苦手で吹き出物が出やすい人にもオススメ。くわえて、大根おろし、ネギなどの薬味があれば積極的に摂りましょう。代謝を促進してくれるお助け食材なので、たっぷり食べることが大切です。
もちろん、どうしてもパスタやラーメンが食べたいときは我慢せずに思いきり楽しんでください。週に一度程度なら問題ないでしょう。キレイの一番の大敵は「我慢」というストレスなのです。
コメント