昭和時代と令和時代では、社会や人々の考え方が大きく変わりました。
昔は、家族や地域社会、会社などが人生を決めていました。
また、物を大切に使い続けることが大切で、同じ会社で一生働く「終身雇用」が一般的でした。
でも、今は自分自身が自由に選び、自分の人生を大切にすることが重要になってきました。
そんな中で、昔の常識は使われなくなり、新しい常識が必要になってきたのです。
今回の記事では、そのような社会的な変化が起こった背景や、昔と今での社会環境の違いについて、分かりやすく解説します。

昭和のあたりまえ

令和では非常識
- 昭和時代に生まれ育ったが、令和時代の常識がわからない。
- 最近社会人になったが、昭和・令和どちらの常識を身につけるべきか迷っている。
- 令和時代に生きる若者だが、昭和時代の常識を理解したい。
- 昭和と令和の両方の時代を経験している人。
- 昭和と令和の違いに興味がある人。
- 昭和・令和の両方の常識を知りたい人。
- 昭和と令和の常識・非常識の違い
- 昭和時代と令和時代の社会環境の違い
- 昭和時代の常識・非常識が令和時代においてどのように変化したか
昭和の時代と価値観
昭和時代の常識は、現代に比べて社会や文化、経済の状況が大きく異なる時代背景のもとで形成されたものでした。
昭和初期は、戦前から戦中へと移り変わっていく時期であり、国家主義や従順、忍耐や我慢といった価値観が根強く存在しました。
その中で、昭和時代には以下のような価値観や行動が一般的でした
- 社会的な地位や年齢、性別に応じた敬意や礼儀正しさが求められた
- 終身雇用・年功序列が当たり前
- 女性に学問は不要で、家事育児は女の仕事だった
- 個人よりも集団や組織の利益が重視
- 人と人とのつながりが大事で近所とのつき合いも深かった
- 節約や勤勉、貯蓄といった価値観が根強く存在
- 浪費や贅沢は避けられた
- 学歴社会で、学歴が社会的な地位や評価に大きく影響した
- 命令や規律に従うことが重視
- 個人的な自由や表現が制限されることもあった

お隣さんの洗濯物とりこんでたわよね!
昭和時代が分かる映画・漫画「ALWAYS 三丁目の夕日」
「ALWAYS 三丁目の夕日」とは、西岸良平氏による日本の漫画作品で、それを原作としたアニメや実写映画作品が製作されています。
「ALWAYS 三丁目の夕日」には昭和時代の下町の雰囲気や人々の暮らしが描かれており、昭和に懐かしさを感じることができます。
物語のストーリーやキャラクターたちの人間模様も、昭和時代に特有のものが多く描かれています。
昭和後期~平成~令和時代へ
昭和後期に入ると、高度経済成長期に伴い、消費社会や都市化、個人主義や自由主義といった新しい価値観がひろまっていきました。
そして、昭和天皇の崩御(ほうぎょ)をきっかけに、昭和時代は終焉を迎え、平成時代に移行していきました。
現在の令和時代においては、ダイバーシティ(多様性)が重視されています。
ダイバーシティとは、人々が性別、年齢、人種、国籍、障がいの有無、性的指向などに関わらず、平等に扱われることを意味しており、令和時代の新しい価値観の一つとなっています。
昭和時代と令和時代の社会環境の違い
手紙 vs ネット
昭和時代には、手紙や電話、交換日記などを使ったコミュニケーションが一般的でした。
現在はインターネットやスマートフォンなどのデジタル技術を活用したコミュニケーションが主流になっています。
SNSやメッセージアプリを使って、リアルタイムで情報交換をすることが容易になったため、人々のコミュニケーションスタイルは大きく変化しました。
物を大切に vs 物は使い捨て
昭和時代は戦後復興期で、物資が不足していたため、物を大切にする文化が根付いていた。
令和時代は豊かな物資社会であり、使い捨ての文化が浸透している。
出社 vs リモート
令和に入ってから流行した新型コロナウイルスの影響により、オンライン会議やリモートワークが一気に普及しました。
これは、対面でのコミュニケーションが難しい状況下で、ビジネスや教育の現場で大きな役割を果たしています。
また、SNSやメッセージアプリを利用したコミュニケーションが普及したことにより、人々はいつでもどこでも気軽にコミュニケーションを取ることができるようになりました。
終身雇用 vs 転職
昭和時代には終身雇用が一般的で、企業に入社すると一生涯勤め続けることが期待されていました。
しかし、現在では企業の経営環境の変化や、個人のライフスタイルの多様化により、転職することが一般的になってきました。
あわなかったら、1日目でも退職する人もめずらしくないそう!価値観は時代とともに、こんなに変わるものなのですね。

いまは転職が当たりまえ!
全体主義 vs 個人主義
昭和時代には、全体主義的な国家主義が強く推し進められ、個人の自由や権利が制限されることが多かったとされています。
一方、令和時代は、個人主義的な自由や多様性が尊重され、個人の権利や自己表現が重要視されています。
ただし、SNSなどの普及によって、個人が自己表現をしやすくなった反面、偏見や差別的な発言も増えてきています。
全体主義と個人主義は、どちらも極端になると社会に問題を引き起こすことがあるため、両者のバランスを取りながら、社会を運営することが大切だと言えます。
【一覧】今ではありえない!昭和と令和の価値観の違い
昭和では当たり前のように見られたことでも、令和では「ありえない!」と驚くことがたくさんあります。 学校・仕事・お酒・タバコ・日常生活など、昭和と令和の違いを一覧で比較してみました。
※昭和は60年以上続いたため、時期によって法律や生活習慣は異なります。ここでは主に昭和中期~後期に見られた風景や価値観を比較しています。
| カテゴリ | 昭和 | 令和 |
|---|---|---|
| 学校 | 先生が生徒を叩くことも | 体罰は禁止 |
| 部活 | 「水を飲むな」という指導も | 水分補給を重視 |
| 給食 | 食べ終わるまで残されることも | 無理な完食指導を避ける |
| 職場 | 上司が怒鳴ることも珍しくない | パワハラとして問題に |
| セクハラ | 冗談として流されることも | セクハラとして問題に |
| 飲み会 | 上司の酒を断りにくい | アルハラとして問題に |
| 一気飲み | 宴会で行われることも | 危険な飲み方として避ける |
| 飲酒運転 | 今より社会の意識が緩かった | 厳しく非難される |
| 20歳未満の飲酒 | 大目に見られる風潮も | 法律・社会とも厳しい目 |
| 長時間労働 | 長く働く=頑張っている | 効率や働き方を重視 |
| 転職 | 一つの会社で定年まで | 転職も一般的 |
| 女性の仕事 | 結婚・出産で退職する人も多い | 働き続ける選択が一般的 |
| 求人 | 男女別の求人も | 性別による差別は禁止 |
| 職場の喫煙 | 自分のデスクでタバコ | 原則屋内禁煙 |
| 病院の喫煙 | 院内で吸える場所も | 原則敷地内禁煙 |
| 電車の喫煙 | 車内でタバコ | 禁煙 |
| 飛行機の喫煙 | 機内に喫煙席 | 全面禁煙 |
| 駅 | ホームに「痰壺」 | ほぼ見かけない |
| 個人情報 | 電話帳に住所・電話番号 | 個人情報を厳重に管理 |
| 学校の連絡網 | 全員の電話番号を配布 | 個人情報に配慮 |
| 待ち合わせ | 駅の伝言板で連絡 | スマホ・LINEで連絡 |
| 恋愛 | 好きな人の自宅に電話 | 本人に直接LINE |
| 外出中の連絡 | 公衆電話を探す | スマホですぐ連絡 |
| 改札 | 駅員が切符を切る | ICカード・スマホでタッチ |
| 給料 | 給料袋で現金手渡し | 銀行振込 |
| 写真 | 現像するまで写真を見られない | 撮った瞬間に確認 |
| テレビ | 映りが悪いと叩いてみる | 修理・買い替え |
| テレビ番組 | 過激な演出も多かった | コンプライアンスを重視 |
| 電話 | 固定電話・公衆電話 | スマートフォン |
| 音楽 | レコード・カセット | 配信・サブスク |
| 買い物 | 現金払いが中心 | キャッシュレスも一般的 |
| シートベルト | 着用しない人も | 着用が当たり前 |
| バイク | ヘルメット義務がない時代も | 着用義務 |
| 消費税 | 昭和末期までなし | あり |
昭和はどこでもタバコを吸えた
- 映画館
- エレベーター
- 飛行機
- バス
- 病院
- ボウリング場
- 市役所
- 路上
- オフィス
昭和時代は、どこでもタバコが吸える時代でした。
灰皿がほとんどの場所に設置され、現代ではあり得ない場所でもタバコが吸えました。
灰皿だけでなく、痰を吐くための痰壺が駅のホームなどに設置されていました。
昭和時代は愛煙家にとっては天国、嫌煙者にとっては地獄の時代でもありました。
時代が変われば常識も変わりますね。
給食は残したらダメだった
昭和時代では、給食は残すことが許されず、嫌いな食べものでも全部食べるように求められました。
そのため、授業中でも食べている子がいる光景がよく見られました。
昔は給食を食べるのが遅いと、食べ終わるまで何もできませんでした。
授業中のみならず、掃除の時間を超えても、全部食べ終わるまで給食の時間だったのです。
昼休みが終わっても給食を食べ続けさせられた経験が、偏食を助長し、または「会食恐怖症」につながるトラウマとして残ることがあります。
今の時代が息苦しい?
昭和時代には受け入れられていた行動や考え方が、現代では不適切や不謹慎と見なされることがあります。
例えば、タバコを公共の場で吸うことや、性差別的な言動、環境への無頓着な行動などが挙げられます。
そのような変化により、昔は当たり前だったことが今では受け入れられないと感じる人もいるでしょう。
また、社会の変化や複雑化、情報過多なども、人々にとってストレスや不安を引き起こす要因となっています。
そのため、現代社会を「息苦しい」と感じる人もいるかもしれません。
世界は常に変化しています。
新しいテクノロジーや社会的な動向に対して開かれた心を持ち、柔軟に対応することが大切です。
まとめ
それぞれの時代には、それぞれの良さがありますが、現代社会では、昔ながらの価値観やライフスタイルを維持することが難しくなってきています。例えば、昭和時代のような地域コミュニティは希薄化してきており、都市化や核家族化によって、家族や近隣とのつながりが希薄になってきています。
一方で、令和時代には、多様なライフスタイルや考え方が認められ、自分らしさを表現することが重要視されています。これによって、人々は自己実現や自己表現を追求することができるようになり、個人の幸福度が高まるというメリットもあります。
結局のところ、昭和時代や令和時代に求めるものは人それぞれであり、それぞれの価値観を大切にすることが大切だと言えます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

