あなたは、買い物をする際に、何を基準に商品を選びますか?
価格、ブランド、品質など、様々な要素がありますが、それらの中には、意外にも心理的な効果が関わっていることをご存知ですか?
本記事では、購買意欲を刺激する心理的効果の中でも特に注目される3つの効果、ハロー効果、フレーミング効果、アンカリング効果についてご紹介します。
これらの効果を理解することで、より効果的な商品・サービスのアピール方法がわかるかもしれません。

無敵の3効果

買わずにはいられない!
- 商品やサービスの売り上げが上がらない
- 消費者の購買意欲を高める方法が分からない
- マーケティング手法がうまくいかない
- マーケティングに興味がある
- 商品やサービスを販売している
- 消費者心理について学びたい
- ハロー効果とは何か
- フレーミング効果とは何か
- アンカリング効果とは何か
- それぞれの効果を活用したマーケティング手法の具体例
ハロー効果
ハロー効果とは
ハロー効果とは、後光効果・光背効果ともいわれます。
主にキリスト教において、聖人や天使の頭上に見える光輪のことを指します。また、「後光」を見た人がその人物に対して尊敬や信仰心を抱くようになるという意味合いも持ちます。
ハロー効果とは、人が何らかの目立つ特徴によって高評価した場合、その印象が他の特徴にも影響を与える心理現象のことです。認知バイアスの1つです。
つまり、良い印象を持っているのは一部分だけなのに、全体的に対して良い印象を持ってしまうことを意味します。
例えば、有名人が使用している商品に対して良い印象を持っている場合、その商品に対して全体的に良い印象を持ってしまうということです。
具体例:有名人を起用する広告
ハロー効果を活用するために、有名人を起用する広告がよく使用されます。
有名人は一般的に人気があり、信頼性が高いため、その有名人が使用している商品にも良い印象を持ってしまいます。
プロ野球選手で、MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平さんをご存じですか。
美肌でも知られている大谷翔平さんは2023年にKOSE(コーセー)『コスメデコルテ』のCMに出ています。
もともと人気商品でしたが、大谷翔平が起用されたとたん人気に拍車がかかり爆発的に売れました。
そのため、その有名人を起用することで、商品に対する消費者の印象を良くするということが分かります。
例えば、有名俳優やアイドルがCMに出演している場合、その商品に対する興味や好感度が高まることが多いです。
好きな芸能人が化粧品のCMに出ていたら、その化粧品まで魅力的に見えてしまう心理です。
効果的な使い方:商品の良さをアピール
ハロー効果を活用するためには、商品の良さをアピールすることが重要です。
有名人を起用する広告であっても、商品の良さを十分に伝えることができなければ、消費者はその商品に対して良い印象を持つことができません。
そのため、商品の特徴やメリットを明確にアピールすることで、ハロー効果を最大限に活用することができます。
また、有名人だけでなく、その商品が使用されたシーンや状況を伝えることで、消費者にイメージを持たせることも有効です。
これにより、商品に対する消費者の興味や好感度を高め、購買意欲を促進することができます。
フレーミング効果
フレーミング効果とは
フレーミング効果は、情報の表現方法によって、人々の捉え方や与える印象を変え、意思決定に影響を与える心理現象です。
同じ情報であっても、その表現方法や背景を変えることで、人々の受け取り方が変わることがあります。
例えば、ある商品が半額セールであるという情報を「50%オフ」と表現するか、「半額セール」と表現するかで、その価値や魅力に対する消費者の認知が異なる可能性があります。

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具体例:値段の表記方法による効果
フレーミング効果を活用するために、価格の表記方法が重要になってきます。
価格を表記する際には、数字だけで表記するだけではなく、その価格が安い・高いという印象を持たせるような言葉を使うことも効果的です。
例えば、1,000円の商品を「1,000円」と数字だけで表記するのではなく、「たった1,000円で手に入る!」といった具合に、その価格が安いという印象を持たせることが大切です。
効果的な使い方:価値の高さをアピール
フレーミング効果を活用するためには、商品の価値の高さをアピールすることが重要です。
例えば、商品の特徴やメリットを明確にアピールすることで、その商品の価値が高いという印象を持たせることができます。
また、価格を表記する際には、その価格が安いという印象を持たせることも重要です。
さらに、商品の購入によって得られる利益やメリットをアピールすることで、その商品の価値を高く見せることができます。
アンカリング効果
アンカリング効果とは
アンカリング効果とは、最初に提示された情報が、その後の判断や意思決定に影響を与える心理現象のことです。
一度定められた基準や価値観に従って、その後の評価や判断が行われるため、最初に提示された情報が重要になります。
例えば、ある商品が高額であると最初に知った場合、その商品の価格が高くても、他の商品よりも高品質であると感じることがあります。

アンカーは「船のいかり」を意味します
具体例:高額商品の販売方法
アンカリング効果を活用するために、高額商品の販売方法には注意が必要です。
高額商品を販売する場合、まずはその価格を提示することが一般的です。
その際、他の商品と比較した高い価格を提示することで、消費者に高品質な商品であるという印象を持たせることができます。
また、最初に高い価格を提示しておくことで、その後の値引きやセール価格を提示することで、消費者に大きな魅力を与えることもできます。
効果的な使い方:期待を上回る付加価値
アンカリング効果を活用するためには、顧客の期待を上回る付加価値をアピールすることが重要です。
例えば、ある商品が高額であると知った上で、その商品に付加価値を加えることで、消費者に魅力を与えることができます。
商品の付加価値とは、例えば、高品質な素材やデザイン、機能性、保証などがあります。
そのため、商品の特徴や魅力を明確にアピールすることで、消費者に満足感を与え、購買意欲を高めることができます。
まとめ
購買意欲を刺激する心理的効果である「ハロー効果」「フレーミング効果」「アンカリング効果」。ハロー効果は、有名人を起用する広告などを通じて商品の良さをアピールすることが効果的です。フレーミング効果は、価格や情報の表現方法によって価値を高く見せることができます。アンカリング効果は、最初に提示された情報がその後の判断や意思決定に影響を与えることを利用して、高額商品の付加価値をアピールすることが効果的です。これらの心理的効果を活用することで、商品の魅力を高め、購買意欲を刺激することができます。

最後までお読みいただきありがとうございました。