メメントモリとは?死を意識することが今を生きる力になる【死の哲学】

LIFE

人生には必ず訪れる死について、私たちはどのように考え、生きていくべきなのでしょうか。

中世ヨーロッパで用いられた言葉「メメントモリ(memento mori)」は、死を常に意識することで、今を生きる力を与えてくれるとされています。

この哲学に基づき、死を意識することが人生に意味を与えるとされています。

本記事では、メメントモリの意味と死を意識することが現在を生きる力になる理由について、探求していきます。

あおちゃん
あおちゃん

メメント・モリ

きいちゃん
きいちゃん

メメントとモリ、2つのワードの意味は?

こんなお悩みありませんか
  • 自分の人生について、何かが足りないと感じている
  • 明日へのモチベーションを持つことが難しいと感じている
  • 死に対する不安や恐怖を感じている
この記事は以下のような人におすすめ
  • 自分自身を振り返り、今後の人生について考えたい
  • 死と向き合い、人生をより充実したものにしたいと思っている
  • 毎日を大切に過ごしたいと思っている
この記事で分かること
  • 「メメントモリ」の意味と由来
  • 死を意識することで得られるメリット
  • 死をテーマにした芸術や文学、哲学の紹介

メメントモリとは

メメントモリは何語?

「メメントモリ」はラテン語で “Memento Mori” と書きます。

ラテン語の表現で「死を思え(Remember that you will die)」という意味があります。

言葉の意味

メメントモリは、動詞の「Memento(思い出す)」と名詞「Mori(死)」にわかれます。

メメント(memento)=「思い出せ」という命令形
モリ(mori)=「死」

を表します。つまり、メメントモリ(Memento Mori)とは「死を思い出せ」という意味です。

言葉の由来

「メメント・モリ」の語源は古代ローマにさかのぼります。

将軍が、凱旋式のパレードを行った際に使われたとされています。

将軍の後ろに立つ使用人は「将軍は今日絶頂にあるが、明日はそうであるかわからない」ということを思い起こさせる役目を担当していました。

そして、使用人は「メメント・モリ」と言うことによって、それを思い起こさせていた。

その後、キリスト教世界で「メメント・モリ」は違った意味を持つようになりました。その理由は、天国・地獄・魂の救済が重要視されることにより、死が意識の前面に出てきたためです。

そして、現代の哲学者や思想家たちは、「メメント・モリ」を現代社会のニヒリズム(虚無主義)に立ち向かうためのキーワードとして再評価しています。

ゆき
ゆき

明日はどうなるか分からない!

アート・芸術作品にもメメントモリを表現した

また、「メメントモリ」は、美術や文学などの文化的表現でもしばしば用いられます。

  1. 骸骨・死体・墓
    骸骨や死体、墓など、死を連想させるモチーフが用いられた作品が多数あります。
  2. 死の舞踏
    死をテーマにした寓話・絵画・彫刻など。中でも、ハンス・ホルバインの「死の舞踏」は有名です。この絵画には、様々な職業や階級の人々が、死を象徴する骸骨に向かって踊っている様子が描かれています。
  3. 時計
    人生の残り時間を表す時計がメメントモリとして表現されることがあります。時間が進むのではなく、残り時間がどんどん少なくなっていくことを示す意味があります。「光陰矢のごとし」という言葉もこの象徴を表しています。14世紀頃のからくり時計は、死神が時を打つデザインが多く見られました。

これらのアート作品は、死と向き合うことを促し、生と死の繋がりを感じることができるものとされています。

死を意識することで得られるメリット

今生きていることへの感謝

人間は普段、自分が不滅であるかのように振る舞い、ある種の無関心さを持ちがちです。

死を意識することでその幻想を打ち破り、生命の尊さや限られた時間を有効に使うことの大切さを再認識することができます。

人生の価値を再確認できる

死を意識することで、自分が今まで何をしてきたのか、何が大切だったのかを振り返ることができます。

死が迫っているという事実は、人生の有限性を強く意識させます。

そのため、今後の人生で何をしたいのか、どのような趣味や興味を追求したいのか、人生における真の価値を再確認することができます。

現在の問題を過去と未来の視点で見ることができる

死を意識することで、今自分が抱えている問題や悩みを、死後の自分や死の直前の自分が見た場合どのように映るかを想像することができます。

この視点を持つことで、現在の問題が本当に大きなものであるか、その解決がどの程度重要なのかを再評価することができます。

人生における優先順位を再設定できる

死を意識することで、人生における優先順位を再設定することができます。

死が迫っていることを考えると、何が最も大切なことであるのか、何を優先すべきなのかが明確になります。

そのため、人生の目的や目標を再設定することができます。

人生の意味を見出すことができる

死を意識することで、人生の意味を見出すことができます。

死が迫っているという事実は、人生の意味を見つけるための大きなきっかけとなります。

自分にとって何が大切なのか、何が本当の幸せなのかを考えることができます。

精神的な成長が促進される

死を意識することで、自己の成長を促すことができます。

死を受け入れることは、人生の目的を追求する上で重要なステップであり、人生の不確実性や終わりのあるものと向き合うことができます。

このような精神的な成長は、自己啓発や自己実現にもつながります。

今を楽しめというメッセージ

Carpe Diem(今を楽しめ)

古代ローマの時代には「メメント・モリ」の趣旨は「carpe diem(今を楽しめ)」ということで、現在を楽しむことが重要だというアドバイスでした。

ホラティウスの詩には「Nunc est bibendum, nunc pede libero pulsanda tellus.」(今は飲むべきだ、今は気ままに大地を踏み鳴らすべきだ)とあることからもわかるように、当時の人々は死を忘れずに現在を楽しむことを大切にしていました。

今を楽しもう!

今を楽しむアイデア

今を楽しむためには、以下のような方法があります:

  1. 瞑想や深呼吸をして、自分の感情や身体の感覚に集中する
  2. 興味のある趣味やアクティビティに没頭する
  3. 自分自身や周りの人々に感謝する
  4. 美しい景色や自然に触れることを楽しむ
  5. 音楽や映画、本など、好きなものを楽しむ
  6. 新しい経験や挑戦をして、自分自身を刺激する
  7. 大切な人と過ごす時間を大切にする
  8. 自分自身の限界を超えて成長することを目指す

これらの方法は、それぞれの人によって異なるかもしれませんが、今を楽しむための一つの手がかりとなるかもしれません。

本格RPGゲーム「メメントモリ」とは

ストーリー

メメントモリ」というRPGゲームのストーリーは以下のとおりです。

舞台は災いが広がる大陸。ごく普通の少女たちが、少し特別な力を持っていると呼ばれる「魔女」として恐れられ、忌み嫌われるようになります。

やがて聖槍教会による「魔女狩り」が始まり、魔女たちは次々と処刑されます。

しかし、ある日突然、世界中に呪いが現れます。

国々が抗う術を持たずに滅びていく中、クリファの魔女たちは自分たちの願いを背負い、堕ちた大地を解放していくことで世界を救うことを決意します。

彼女たちが信じる正義と希望に向かって、プレイヤーはクリファの魔女たちと共に戦い、世界を救うことになります。

死や絶望に直面しながらも、信念や生きる意味を見つける

ゲームの中で、魔女たちは「魔女狩り」によって処刑され、世界は狂気に支配されます。

しかし、少女たちはそれでも自らの信念に従い、堕ちた大地を解放することを決意します。

このストーリーは、プレイヤーに死や絶望に直面しながらも、自分自身の信念や生きる意味を見つけることの重要性を思い起こさせます。

このように、「メメントモリ」というゲームと「メメントモリ」という言葉は、死を忘れずに生きることの大切さを伝えるという共通点を持っています。

コミュニティで仲間作りもできます
RPGゲームとは

RPGとは、ロールプレイングゲーム(Role-Playing Game)の略称で、架空の世界や物語において、プレイヤーが自分自身がなりきってキャラクターを操作し、ストーリーを進めていくゲームのことです。キャラクターには、それぞれ特定のステータスや能力値が割り振られており、プレイヤーはそれらの値を上げたり、装備を変えたりしながら、より強力な敵と戦っていきます。また、多くのRPGでは、会話を通じてストーリーを進めることができるため、ストーリー性も高くなっています。

死に対する不安や恐怖は誰にでもある

死に対する不安や恐怖は、人間にとって自然な感情です。

しかし、死は生きる上で避けることのできない運命的な出来事でもあります。

死を意識することで、人生に対する価値観や意義を見出すことができる場合もあります。

一方で、死に対する恐怖や不安が日常生活を制限してしまうこともあります。

そんなときは、自分自身ができることを見つけて取り組むことが大切です。

例えば、健康的な生活習慣を身につけたり、大切な人との時間を大切に過ごすことなどが挙げられます。

また、自分自身が死ぬことによって得ることができるものもあります。

自分の死が不可避であることを理解することで、人生の儚さを感じ、大切なものや人に対して感謝や愛情を持つことができるようになることもあるでしょう。

まとめ

この記事のまとめ

「メメントモリ(Memento Mori)」とは、ラテン語で「死を忘れるな」という意味です。これは、人生において死が不可避であることを忘れずに、常にそのことを意識することが重要であるとする「死の哲学」の一つです。

「メメントモリ」は、死を意識することで今を生きる力になるとも言われます。人生は限られており、いつ死が訪れるか分からないため、今を大切にすることが必要であるという意味が込められています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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