兵庫県新温泉町に位置する「シワガラの滝」は、知る人ぞ知る秘境の観光スポットです。
洞窟の内部から落ちる滝は、幻想的な光景と自然の力強さを感じさせます。
このブログでは、シワガラの滝へのアクセス方法や、美しい滝の写真つきレビューをご紹介します。
滝を訪れる際の注意点やおすすめの時期など、役立つ情報も満載です。
自然愛好家や冒険心をくすぐるこの滝を、ぜひ一度訪れてみてください。
シワガラの名前の意味は?
秘境スポット!
新温泉町の名瀑「シワガラの滝」
シワガラの滝とは
兵庫県新温泉町の「小又川渓谷」にある滝のひとつです。
この地域には大小さまざまな滝が点在し、特に「シワガラの滝」はその一つです。
この滝は、岩漿が浸食されてできた約20平方メートルの洞窟の中から落ちる滝として知られています。
滝の高さは約10メートルです。
洞窟内からは滝の水しぶきが岩壁に跳ね返り、幻想的な景観を楽しむことができます。
周囲には他の滝も点在し、地質学的にも貴重なエリアであり、自然愛好家や観光客にとって魅力的なスポットです。
シワガラの名前の意味
「シワガラ」という名前にはいくつかの説があり、正確な由来は定かではありません。
- 「白髪(しらが)」のような滝を意味するという説
- 僧が滝に打たれる姿が「しばかれる」と言われたことから転じたという説
洞窟の中にある神秘的な滝
シワガラの滝は、洞窟の内部に隠された神秘的な滝です。
滝は洞窟の奥深くに位置し、その場所にたどり着くまでの冒険はまさに秘境探検のよう。
急勾配の山道を進み、洞窟に足を踏み入れると、外の世界とは隔絶された静寂と冷気が迎えてくれます。
洞窟の暗闇に浮かび上がる滝の姿は、まるで異世界の風景を見ているかのようです。
滝の内部から見える壮大な景色
洞窟の中から滝を見上げると、その壮大な景色に圧倒されます。
頭上から降り注ぐ水は、岩肌に沿って勢いよく流れ落ち、その迫力に自然の力強さを感じます。
周囲の緑が洞窟の暗さと対比して鮮やかに映え、視界いっぱいに広がる自然の美しさが心に残ります。
滝の音は洞窟内で反響し、自然が奏でる壮大な音楽を楽しむことができます。
岩の切れ目から差し込む陽光
洞窟の天井に開いた岩の切れ目からは、陽光が差し込み、滝に幻想的な輝きを与えます。
光の筋が滝の水しぶきに反射し、キラキラと輝く様子は、まるで自然が作り出したステンドグラスのよう!
光と水が織りなす美しいコントラストは、訪れる人々に感動と癒しを提供し、シワガラの滝の魅力を一層引き立てます。
自然のステンドグラス!
洞窟の中からみえる自然の風景と、滝の壮大さに圧倒されます
おすすめの時期・時間帯
シワガラの滝を訪れるのに最適な時期は、春から秋にかけての季節です。
それぞれの季節には異なる魅力があり、滝の美しさを最大限に楽しむことができます。
洞窟に射しこむ光が、滝と崖を照らす時、まさに神秘的な姿が現れます。
おすすめは4~11月の正午頃
シワガラの滝を訪れるのに最適な時期は、4月から11月です。この期間は、気候が穏やかで滝周辺の自然が最も美しい季節です。
特に春から初夏にかけては新緑が鮮やかに映え、秋には紅葉が滝を彩ります。
さらに、この時期の正午頃は、太陽が真上に位置し、滝が最も美しく見える時間帯です。
洞窟の天井に開いた岩の切れ目から差し込む陽光が滝に輝きを与え、まるで自然が作り出したステージのような幻想的な光景を楽しむことができます。
この瞬間を逃さないよう、訪問のタイミングを計画してみてください。
季節ごとの魅力
春
春は新緑が美しい季節です。滝を囲む木々が鮮やかな緑に染まり、生命力に満ち溢れた風景が広がります。
洞窟の中から見上げる新緑と滝のコントラストは見事で、清々しい空気と共に心を癒してくれます。
夏
夏は滝の涼しさを体感するのに最適な時期です。
滝から発せられるミストが心地よい冷気をもたらし、洞窟内は涼しく快適です。
避暑地としても人気があり、暑い夏の日にリフレッシュするのにぴったりです。
秋
秋には紅葉が滝の周囲を彩り、絶景が広がります。
赤や黄色に染まった木々が洞窟の暗がりに映え、写真では伝えきれない美しさを堪能できます。
滝の周辺を散策しながら、秋の風景を楽しむことができます。
冬
冬季は道が雪や氷で滑りやすくなるため、訪れるのは難しくなりますが、滝が凍りつく姿を見ることができることもあります。
厳しい寒さの中、凍結した滝はまた違った神秘的な魅力を持っています。
ただし、安全面を考慮し、冬季の訪問は十分な装備と注意が必要です。
滝の美しさと迫力【動画】
洞窟の内部から光が差し込む幻想的な光景と、滝の力強い水の流れを存分にお楽しみください。
この動画は、シワガラの滝の神秘的な魅力を伝えています。
洞窟の内部から、岩の切れ目から差し込む陽光が滝の水しぶきにキラキラと輝く様子が捉えられています。
光が水面に反射し、幻想的な光景を生み出し、洞窟の暗闇を満たします。
このすずしげな音は、訪れる人々に自然の息吹を感じさせ、心を癒してくれることでしょう。
シワガラの滝の美しさと迫力を余すことなく感じられます。
シワガラの滝への準備と注意事項
駐車場入り口で注意事項確認
シワガラの滝を訪れる際は、まず駐車場入り口で以下の注意事項を確認しましょう。
注意事項
駐車場についてのご注意
- この駐車場は、国定公園(小又川渓谷)を利用される方の駐車場です。
- 当駐車場内での事故及び盗難等の責任は一切負いません。
- 当駐車場内の南側駐車枠はマイクロバス優先とします
滝へ行かれる方へのご注意
- 雨では突然増水となり、通行できないことがあります
- 天候が良くないときなどは、早く帰りましょう。
- 危険な箇所、落石、ハチなど十分注意を。
- ツキノワグマの生息区域ですので、クマ鈴等の装備を。もし目撃した場合は、刺激せず直ちに後退、退避してください。
- マムシの生息区域ですので、サンダル等では危険です(長靴推奨)
- 安全な服装、履物等でお願いします。
兵庫県新温泉町の秘境「シワガラの滝」を訪れる際は、安全に配慮し、次の点にご注意ください。
駐車場は国定公園(小又川渓谷)利用者専用で、事故や盗難は自己責任となります。
滝への道は天候により通行不能になることがあり、危険箇所や落石、ハチなどに注意が必要です。
ツキノワグマやマムシの生息区域であるため、クマ鈴の装備や適切な服装・履物(長靴推奨)を準備し、安全な観光を心がけましょう!
危険箇所の認識と対策
急な斜面ではロープを使いましょう!
シワガラの滝周辺では、鎖やトラロープ(黒と黄色のロープ)が設置されています。
これらを活用し、安全に登山を楽しみましょう。
元が不安定で、特に川の中は滑りやすいです。しっかりと足元を見て進みましょう。
天候の影響
天候によっては水量が増え、登山道がさらに滑りやすくなることがあります。
雨の後は特に注意が必要です。
マムシに注意
軽装は危険です。長袖、長ズボン、長靴の着用を推奨します。
特にマムシの生息地域であり、ハチにも注意が必要です。一人での入山は避けましょう。
また、携帯電話の圏外になる可能性もあるため、事前に計画をしっかりと立てておきましょう。
小又川渓谷(シワガラの滝)アクセス
シワガラの滝は、兵庫県美方郡新温泉町に位置し、以下のアクセス情報をご参考ください。
住所: 〒669-6792 兵庫県美方郡新温泉町浜坂2673-1
車でのアクセス: 北近畿豊岡自動車道の「八鹿氷ノ山」ICから約80分です。ICを出てから山道を進み、自然豊かな景色の中をドライブしながら、シワガラの滝へ向かいます。途中、案内板がありますので、そちらをご参考にお越しください。
シワガラの滝は自然の中に位置するため、道がわかりにくい場所もあります。お気をつけて。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。