日本にはたくさんの神様がいます。
神様の数え方は一人、二人、ではないの?
神様の数え方 は、柱(はしら)で数えるのよ
また、神社も8万数千社以上あります。結局どこにお参りすればいいのよ(泣)とわからなくなるほど。
神様は全部で何人いるの?
神様の数え方
神様の数え方は何人、ではなく
一柱(ひとはしら)、二柱(ふたはしら)、三柱(みはしら)と数えます。
【八百万の神】神様は数えきれないほどたくさん!
日本の神様は商売や学問、縁結びの神々など多種多様!
- 自然に関する神さま(自然現象、動物、植物など)
- 人格的性格の強い神さま(皇祖、開拓神、国家功労者など)
- 働き・能力に基づく神さま(創造神、能力神など)
「八百万の神」ということばは聞いたことがありますか?
『古事記』『日本書紀』『万葉集』にも登場する、八百万(やおよろず)の神。
八百万(やおよろず)は多数、大勢という意味です。
よって神様が800万柱、という実際の数ではなく、「たくさんの神々」という意味になります。
『日本書紀』では八十神と記されています。
「八百屋」は、なんでも扱う店って意味で、「うそ八百」は、うそばっかりって意味か~!
神社も神様も多すぎ!!どの神様にお願いすればいいの?
「氏神神社」「産土神社」「土地神神社(鎮守神社)」の三柱の神様にはお参りするのがベストです。それぞれの神社と神様をみていきましょう。
氏神神社
「先祖に繋がりがある」「家族的な結びつきが強い」神社のことを指します。
あなたにとって、特に大事にすべき神社の一つです。
氏神(うじがみ)様とは
同じ氏族が共同で祀った祖先神。あなたの氏族が代々にわたってお祭りしてきた神様のこと。あなたの祖先神のこと。
生涯をかけて一番大切にすべき神様です。
産土神社
産土(うぶすな)神社とは、一言でいうと言葉の通り生まれたところに存在している神様のことを指します。
産土(うぶすな)様とは
人々が生まれ育った土地の守護神。あなたの生まれ育った土地を守ってくれています。
最大のご神徳は、あなたが生まれる前からこの世を去る瞬間まで生涯にわたってあなたを守り続けてくださります。小さい頃から護ってくれている神様を大切にしましょう。
あなたが生まれた土地の守り神です
土地神神社(鎮守(とちがみじんじゃ)
住んでいる場所の近くの神社のこと。
鎮守神社または、土地神神社と呼びます。
先祖に伝わる氏神神社がわからない場合は、この鎮守神社を氏神神社とする場合もありますので、覚えておきましょう。
土地神(鎮守神)様とは
現在住んでいるところを守っている神様のことを指します。鎮守神は国や地域、寺院、王城などの場所を守護する神。現在あなたがお住いの地域を守ってこられた神様です。また、日々の生活をその土地で過ごすわけですから大切にお参りするとよいです。
特に引っ越し後はご挨拶にいきましょう。
自分がお参りすべき神社の調べ方
各都道府県に、神社庁があります。
神社庁に電話をして、あなたの住所を述べて「氏神様を教えてください」と聞きましょう。
たとえば東京都在住であれば、東京都神社庁に電話します。
また、各都道府県の神社庁のホームページでも、氏神神社を調べることができるところもあります。
この場合は現住所をうちこめば、氏神神社が表示されます。
ただ、電話して確認するのがベストでしょう。
なぜなら、現在の区画整理された住所と、昔からの地区が同じとは限らないからです。
氏神神社、産土神社、土地神神社も同じ要領で調べます。
神社庁に直接電話して聞くのがおすすめです