ブロガーの多くが悩むのが「どうすれば多くの人に読んでもらえるか」という点です。
アクセス数が増えれば、自分の書いた記事が多くの人に届くことになります。
そのためには、マーケティングの手法を取り入れることが重要です。
今回ご紹介するのが「カリギュラ効果」です。
この効果を上手く活用することで、ブログのアクセス数を増やすことができます。
カリギュラ効果をブログにどのように取り入れるかを紹介し、アクセス数を増やす方法を解説していきます。
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カリギュラ効果の基礎知識
カリギュラ効果とは
禁止されることで、逆に人々の興味や関心を惹く心理効果のこと。
カリギュラ効果の由来
古代ローマの皇帝 カリグラ(Caligula,カリギュラ)の名前が元になっています。
カリギュラ(Caligula,カリグラ) 第3代ローマ帝国皇帝(在位:37年 - 41年) 史料の数は少なく不明な点が多いが、カリグラは狂気じみた独裁者で、残忍で浪費癖や性的倒錯の持ち主であったと思われる。Wikipedia参照
カリグラをモデルにした1980年の映画『カリギュラ』では、奇抜な行動を取る暴君だったので、映画の内容も過激になり、一部地域で上映禁止になりました。
禁止されると、人々は「見たい」衝動に駆られ、かえって世間の話題を惹いたことにちなんでいます。
カリギュラ効果の例
「ピー」などの効果音を付けて発言を聞こえなくする
→ピーの箇所を聞きたくて仕方なくなる
モザイク処理で一部を見せなくする
→モザイクーの箇所を見たくて仕方なくなる
昔話「鶴の恩返し」
→「絶対に部屋を覗かないで」と言われたのに見てしまう
ダウンタウンの「絶対に笑ってはいけない」シリーズ
→絶対に笑ってしまう・笑いたくなる
18歳以下は見ないでください。
→絶対見てしまう
小便するべからず
→急に、尿意を我慢できなくなる
雑誌の袋とじ
→思わず見たくなる
隠れ家レストラン
隠れていると、探し出したくなる!かくれんぼと一緒ですね。
人は、自由に行動することができないと感じると、その行動に対する欲求や衝動が高まり、禁止された行動をしたくなります。
隠されると見たくなるのよね!
マーケティングに活かす「カリギュラ効果」
「カリギュラ効果」は、マーケティングにおいても重要な要素となっています。
具体的には以下のような活用方法が考えられます。
製品やサービスの訴求に利用する
「この製品は使用しないでください」という逆説的なキャッチコピーを使うことで、興味を引き、製品の認知度を高めることができます。
ただし、この手法を用いる際には、商品の危険性が伴わないように十分注意する必要があります。
キャンペーンの企画に利用する
「この商品を買うと、今まで経験したことのない驚きが待っています」というような、想像力を掻き立てるキャンペーンを企画することで、消費者の関心を引きつけることができます。
モンスト絶対やるなよ
モンスターストライクの3周年記念キャンペーンのPRでは、「禁止」を使ってカリギュラ効果を利用しました。
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん出演のテレビCM内で
「まさかモンストやってないよあ?」
「懐かしくなったからって、友達と絶対にや・る・な・よ」
と言っています。
「モンスト絶対やるなよ」という強いフレーズを用いることで、逆説的な表現によるカリギュラ効果を生かし、多くの人々の注目を集めました。
このように、カリギュラ効果は、禁止されたり、制限されたりすることによって、人々の興味を引き起こすという心理現象です。
このカリギュラ効果を巧みに利用し、ゲームのファンや新規のユーザーを増やすことに成功しました。
モンスト!
ブランドのイメージ戦略に利用する
マーケティングにおいては、商品やサービスのイメージが非常に重要です。
逆説的なアプローチを用いることで、ブランドのイメージを強化することができます。
ドモホルンリンクルのCM
ドモホルンリンクルのCMでは、逆説的な表現を用いることで、カリギュラ効果を利用しています。
具体的には、「初めてのお客様にはお売りできません」というフレーズを用いることで、商品の希少性を強調し、商品に対する関心を高めています。
このCMでは、商品の購入を希望する人々に対して、選ばれし者であることをアピールすることで、彼らの自尊心を刺激し、商品に対する興味を高めるという戦略をとっています。
このように、カリギュラ効果は、消費者心理を利用して、商品の認知度や売上を増やすための有効な手段として、マーケティングの現場で活用されています。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。