カラオケで歌うとき、うまく声がでなくて落ち込んだことありませんか。
最後まで息が続かなかったり、高い声が出なかったり、喉を締めて歌ってしまったり。
いつも最後苦しくなるの
間違った発声方法をすると、カラオケ帰りに声がガラガラ。。この記事では、発声をする際に意識したいことをまとめました。声がラクに、スムーズに出るには必須事項です。
高い声が出るようになりたい
腹式呼吸で歌いましょう
腹式呼吸で歌いましょう。腹式呼吸をつかって発声すれば、リラックスした状態で、楽に、大きな声も高い声も出せるようになります。
腹式呼吸の方法・手順
- 【息を吐く】お腹を凹(へこ)ませながら、空気を全て吐き切る
- 【息を吸う】お腹を膨らませながら、鼻から息を吸う。
- 【息を吐く】お腹を凹(へこ)ませながら、空気を全て吐き切る
腹式呼吸の確認
- 肩が動いてないこと
- お腹が上下していること
自分のお腹に手を当ててみて呼吸をしましょう。お腹が徐々に膨らんだりへこんだりしたら腹式呼吸です。肩が動いてしまう場合は、胸式呼吸になるので注意しましょう。
腹式呼吸のメリット
- 一息で長いフレーズが歌える
- 歌の強弱がつき、大きな声も出やすい
- 音程がズレにくくなる
- 呼吸のコントロールがしやすい
特に首回りの筋肉をリラックスさせる
からだ全体・特に首まわりをリラックス
- 首回し、肩回し
- 肩甲骨をグルグル
- 手足ブラブラで関節を柔らかくする
特に首回りの筋肉をリラックスさせてあげましょう。
レガート唱法
レガート唱法とは
一文字ずつ 個々の音を区切らず、つなげる方法です。音程や言葉が違っても、きれいに音がつながっていると聴いてて気持ちのよい歌になります。
練習方法
同じ音の高さで、母音を変える
イーエーアーオーウーと舌で母音をつくる
母音を変えずに音の高さを変える
母音:アーアーアーアーアーアーアーアーアー
音程:ドーレーミーファーソーファーミーレード
母音と音の高さも変える
自由に変えてやってみましょう!
腹筋を固定することで、音を支える力がでて、音程がフラフラしないボリュームのある声が出ます。
声を響かせる
音が響くには空間が必要です。声が響くにも空間が必要です。人のからだの中には、声が反響する空洞部分「共鳴腔」があります。歌うのに必要な共鳴腔は、大きくわけて3つです。
- 咽頭腔(いんとうくう)
- 口腔(こうくう)
- 鼻腔(びくう)
咽頭腔、口腔、鼻腔を広げて声を共鳴させましょう。
咽頭腔(いんとうくう)
場所
鼻と喉の境の部分。声帯の上にあります。
機能
声帯の上にある咽頭腔が最初に共鳴し、声のベースとなります。
響かせるコツ
喉の奥が見えるくらいのあくびをして、イメージをつかみましょう。あくびをすると喉頭が下がって、舌の奥がへこみます。舌は下歯の裏に軽く触れている状態がよいです。
口腔(こうくう)
場所
口の中の空洞
機能
母音(あいうえお)、声のトーン・表情(明るい・暗い)の調整。
響かせるコツ
舌を下の歯のうらにつけ、中くらいの口を開け、口に空洞をつくります。タコヤキをほおばってる位の口の大きさでOKです。この状態で「ホー」と声を出してみて下さい。喉の奥に息を当てるイメージで、のどちんこのまわりが、ビリビリしてたら口腔共鳴しています。
鼻腔(びくう)
場所
鼻の奥にある空間。
機能
「なにぬねの」、「まみむめも」、「ん」を発声するとき、鼻腔が共鳴します。
響かせるコツ
最初、口をあけてアーといって鼻をさわり、響いてないことを確認します。次に、口をとじて「んー」といいながら鼻をさわります。鼻がビリビリ響いていれば共鳴・響いている証拠です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。