美しくみえるボディの体脂肪率は何%?

記事のテーマは美しいカラダの体脂肪率に関する記事です。

いくら理想体重だからといって、脂肪だらけのゆるゆるでは美しいとはいえませんよね。
ほどよく引き締まったカラダは健康的で美しいです。

では本題に入っていきましょう!

女性は20%以下、男性は10%以下が理想

外見上からでも健康上からでも体脂肪率は気になるところです。多すぎるのは問題ですが、少なすぎてもよくありません。

女性の理想の体脂肪率

女性で20%を切ったからだというのは、よけいな脂肪やたるみとは無縁です。メリハリのある引き締まったラインをしています。筋肉量も適度についていますから、手足やおなかにうっすらと筋肉が見えるでしょう。ただ女性は、17%を切ってしまうと、ホルモンバランスが崩れて女性の機能を保てなくなる場合があります。したがって、最低でも17%を保持することが大切になってきます。

すこし丸みをおびたからだのほうが美しいと感じる方もなかにはいるでしょう。美しいという曖昧な観点は、ひとそれぞれです。

理想は22~23%前後が一般的に女性らしいからだの理想といわれています。美容や健康を目的とする場合は、体脂肪率を減らしすぎず、20%前後に保ちましょう。

体脂肪率判定判定
~19.9%低い腕などに血管が浮き出る骨ばったり筋張ったりした印象を与える太ももやお尻などにはわずかに丸みが残る
20.0~29.9%標準身体のラインが整って見える女性らしい丸みが出る
30.0~34.9%やや高い太ももやお尻などに肉付きを感じられるふくよかな印象を与える
35.0%~高いウエスト周りに脂肪が目立つ太ももやお尻に膨張感があるどっしりとした印象を与える

男性の理想の体脂肪率

女性のように脂肪を蓄える必要のない男性の目標は、体脂肪率10%を切ることです。消費カロリーの高い運動をほぼ毎日相当に食生活をコントロールしないと実現できないのでハードルの高い目標だと思います。体脂肪率が一桁になると、全身にくっきりと筋肉の隆起が現れてきます。おなかまわりも筋肉も割れてみえるでしょう。一般的には12~13%が理想といわれています。成人男性でこれくらいの数字をめざすのであれば、基礎代謝量+普段の生活で消費するカロリーを考えると1日の摂取カロリーが2000キロカロリーを超えているようだと、運動量にもよりますが、難しいと思います。

女性は25%、男性は15%でぽっちゃり?

体脂肪率が何%を超えると、美しさや若々しさから遠ざかってみえるのでしょうか。

見た目だけの目安だと、女性は25%、男性は15%を超えると黄色信号です。外見的には「ぽっちゃり」とみられがちで、おなかポッコリの中年体型になってくる可能性が高まってきます。

肥満度「BMI係数」の計算方法

自分の体重をチェックする際、肥満度を知るのに使われるのが、身長と体重の関係から算出されるBMI係数というもの。このBMIとは、Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略で、疫学調査に基づき最も病気になりにくい数値を算出する国際的な計算方法となっています。下記の計算式で、あなたのBMIを計算してみましょう。

■BMIの計算式
BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗
例)体重が55kg、身長が160cmの場合なら、55kg÷(1.6m×1.6m)=21.5となります。

この数値が高ければ高いほど生活習慣病にもかかりやすいことが分かっていますのでご注意下さい。日本肥満学会では、男女共に22という数値が統計的に最も病気になりにくい数値といわれています。

・18.5未満 =痩せ
・18.5~25=普通
・25~30 =肥満レベル1
・30~35 =肥満レベル2
・35~40 =肥満レベル3
・40~ =肥満レベル4

理想の数値を維持しよう

女性も男性も体脂肪を下げすぎると免疫力が低下して感染にかかりやすくなってしまいます。体脂肪の減少とともに、風邪をひきやすいなどの症状が出る場合は気をつけなくてはなりません。体脂肪率の維持は、年齢に関係ありません。40代であろうが、50代であろうが、それ以上であっても、日々のコントロール次第で、理想の数値を維持することは可能なのです。

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