誰でも一度は、美しい切り花を長く楽しみたいと思ったことがあるはず。
しかし、いざ花を飾ってみると、すぐにしおれてしまったり、茎が曲がってしまったりと、長持ちさせるのはなかなか難しいものです。
そこで、切り花を長持ちさせるためには、置き場所から水かえ、花がら取り、切戻し、そして延命剤の使い方など、いくつかのポイントに注意が必要です。
今回は、それらのポイントを詳しく解説していきます。プレゼントや母の日、父の日、退職祝い、誕生日、記念日、イベントなどで切り花をもらった際は、ぜひ参考にしてください。
花は心の癒し
きれいな花を長く楽しみたい
切り花を長持ちさせるためのポイント
- 花の置き場所の選び方
- 水かえの方法と頻度
- 花がら取りと切戻しの方法
- 延命剤の使い方と代替方法
ポイントをおさえて美しい花を長持ち!
切り花を長持ちさせるためのポイントは、花を飾る位置、水かえの時期・頻度、花がら摘みや切り戻し、延命剤を使うなどさまざまです。
以下にポイントを詳しく説明します。
花の置き場所の選び方
- 直射日光の当たる場所を避ける
- 薄いレースのカーテン越しや半日向の窓越しなどに置く
- エアコンや暖房器具の影響を受けにくい場所を選ぶ
- 乾燥している場合は葉に霧吹きをする
切り花を長持ちさせるためには、花の置き場所を適切に選ぶことが重要です。
直射日光の当たる場所を避け、薄いレースのカーテン越しや半日向の窓越しなどに置くとよいでしょう。
また、エアコンや暖房器具の影響を受けにくい場所を選ぶと、花が長持ちしやすくなります。
乾燥しているようなら葉に霧吹きをすることもおすすめです。
水かえの方法と頻度
- 夏は毎日、冬でも1~2日おきに水をかえる
- 花瓶の内側をよく洗い、ヌメリを取る
- 延命剤を使う
- 延命剤を使用した場合は水かえは不要
夏は毎日水かえ!
切り花を長持ちさせるためには、水をこまめにかえることが大切です。
夏は毎日、冬でも1~2日おきに水をかえるとよいでしょう。
その際、花瓶の内側をよく洗い、ヌメリをとることでバクテリアによって水が腐敗するのを防ぎやすくなります。
市販されている延命剤(殺菌剤が入っているもの)を使用することもできます。
延命剤を使用した場合は水かえは不要です。
花がら取りと切戻しの方法
- たくさん花がついている場合は、しおれた花がらを取り除く
- 黄ばんだ花やしおれた葉をこまめに取り除く
- 水かえと同時に、茎の下の方を数センチほど切って、水を吸う切り口を更新
- 茎が大きく変色したり、ヌメリがあれば水洗いする
花が長持ちするようにするには、花がらを取り除いたり、茎の下の方を数センチほど切って水を吸う切り口を更新することが重要です。
たくさん花がついているスプレー咲きなどでは、しおれた花がらを取り除くことで長く楽しめます。
また、黄ばんだ花やしおれた葉もこまめに取り除きましょう。
水かえと同時に、茎の下の方を数センチほど切って水を吸う切り口を更新します。
茎が大きく変色したり、ヌメリがあれば水洗いして、変色部分を切り戻します。
花の水切り方法
- 2~5cm程度斜めに切る
- 切ってから30分~1時間程度水中で休ませる。
- 葉は水に浸さないようにする
切り花を長持ちさせるために、茎の切り方にも注意が必要です。
まずは茎の切り方から。
2~5cm程度斜めに切りますが、この際に茎を水から上げずに、30分~1時間程度水中に置いて休ませましょう。
また葉が水に浸ると、水が汚れたり花が腐りやすくなるので、前もって水に浸かる部分の葉は取り除いておきましょう。
そして、大きめのバケツや深い容器を使い、茎が水面から出ないようにしましょう。
これらのポイントを押さえることで、切り花を美しく長持ちさせることができます。
延命剤の使い方と代替方法
- 殺菌剤が入っている延命剤を使う
- 砂糖、中性洗剤、漂白剤などを少量・数摘花瓶に入れる
切り花を長持ちさせるためには、市販されている延命剤(殺菌剤が入っているもの)を使用することができます。
延命剤を使用することで、バクテリアの繁殖を防いだり、花を鮮やかに保つことができます。
しかし、延命剤がない場合でも、砂糖、中性洗剤、漂白剤などを少量・数摘だけ花瓶に入れると、バクテリアの繁殖を防いだり、栄養のもととなります。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。