【映像編集の基礎用語】フレームレート・ビットレート・走査方式

【映像編集の基礎用語】フレームレート・ビットレート・走査方式 WORK

わかりにくい用語をかみくだいて解説します。

フレームレート・ビットレートをわかりやすく解説

フレームレート

1秒間の動画で見せる静止画像の枚数。多いほど滑らかな動きになります。
単位はfps(frames per second)。コマ/秒。

フレームレートは「パラパラ漫画」のようなイメージです。

iPhoneでフレームレートを確認してみましょう。

iPhone でフレームレートの設定
iphoneの設定画面→カメラ→ビデオ撮影で

  • 40 MB(720p HD/30fps、領域節約)
  • 60 MB(1080p HD/30fps、デフォルト)
  • 90 MB(1080p HD/60fps、よりスムーズ)
  • 135 MB (720p HD/30 fps、映画のスタイル)
  • 170 MB(720p HD/30 fps、高解像度)
  • 400 MB (720p HD/30 fps、高解像度、よりスムーズ)

iPhoneのバージョンによって上記表示が異なります。この設定では1分間のビデオのサイズが確認できるので目的に合わせて最適なサイズ設定が可能です。

たとえば60 MB(1080p HD/30fps、デフォルト)の場合、1920×1080の画像が1秒間に30フレーム(枚数)という意味になります。

ビットレート

1秒間の動画で使うデータ量。大きいほど高画質になります。
単位はbps(bits par second)。ビットレートには「映像」「音声」2種類あります。

フレームレートで使用する単位「i」「p」って何。違いは?

「60i」とか「60p」などのように、数字の後にアルファベットが付くものがあります。

60i・・・60fpsで表示されるインターレス動画 [60i] の場合は1秒30フレームです。
60p・・・60fpsで表示されるプログレッシブ動画 [60p] の場合は1秒60フレームです。

インターレースとプログレッシブ?どんな意味?

【走査方式】インターレースとプログレッシブの違い

「インターレース」や「プログレッシブ」は、画像をテレビやディスプレイなどに表示する走査方式の名称です。この2つの方式について解説します。

インターレース

1枚の画像を2回に分けて表示させる方式です。走査線※を偶数と奇数、1本おきに伝送します。 テレビの地上デジタル放送やブルーレイディスクの規格です。4Kにはインターレースの規格はありません。
※走査線・・・画面を構成する横方向の線。 飛び越しと訳されることも。

プログレッシブ

本来の解像度の画像をそのまま伝送して表示させる方法。インターレスより画質がきれいな分、画像データの伝送速度が必要になります。

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