ファンクションキー・ショートカットキーとは？便利機能と活用方法【Windows】

今回は、Windowsを使っている方にとって便利な機能であるファンクションキー・ショートカットキーについてご紹介します。

ファンクションキー・ショートカットキーを使うことで、マウスを使ってメニューを探したり、複数のウィンドウを切り替える手間を省くことができます。

また、ショートカットキーを覚えておくことで、作業の効率を上げることができるため、仕事や学習で使う時間を節約することができます。

この記事では、ファンクションキー・ショートカットキーの便利な機能と活用方法について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。

ファンクションキーとは

ファンクションキーはどこにある

ファンクションキーとは、キーボードの上部にある、F1からF12までのキーのことを指します。

ファンクションとは英語で「機能」という意味があります。

ファンクションキーは、キーボードの上部にある「F1」から「F12」までのキーで、特定の機能を実行するために割り当てられたキーのことを指します。

各キーには、ウィンドウの最大化や最小化、コンピューターのスリープモードに移行するなど、さまざまな機能が割り当てられています。

ファンクションキーを使えば、マウスを使わずに簡単に作業を行うことができます。

[Fn］キーとは

「Fn」キーの「Fn」は「Function」の略称であり、特定の機能を実行するための補助キーとして搭載されています。

Fnキーは、多くの場合、ノートパソコンのキーボードの左下に位置しています。

通常、Fnキーと他のキーを同時に押すことで、キーに割り当てられた機能を実行することができます。

F1からF12までの各機能

【Windows】F1からF12までのキーは、コンピューターやプログラムの機能を実行するために使用されます。

• F1：ヘルプやサポートの表示
  アプリケーションのヘルプやサポート情報を表示するために使用されます。
• F2：名前の変更
  Windowsでファイル・フォルダー・アイコンを選択中に、名前を変更できます。
• F3：ファイルやフォルダの検索
  デスクトップ上で［F3］キーを押すと検索ボックスを開くことができます。
• F4：アドレスバーの表示
  ブラウザのアドレスバーで、先頭に「http://」を入力することなく直接URLを入力できます。
• F5：リロード / 更新
  ブラウザーで、現在表示されているページを更新するために使用されます。
• F6：「ひらがな」に変換
  文字入力を「平仮名」に変換します。
• F7：「全角カタカナ」に変換
  文字入力を「全角カタカナ」に変換します。
• F8：「半角カタカナ」に変換
  文字入力を「半角カタカナ」に変換します。
• F9：「全角アルファベット」に変換
  文字入力を「全角アルファベット」に変換します。
• F10：「半角アルファベット」に変換
  文字入力を「半角アルファベット」に変換します。
• F11：フルスクリーン表示
  ブラウザーで、フルスクリーン（全画面表示）に切り替えるために使用されます。
• F12：検証画面を表示・名前をつけて保存
  ウェブブラウザーでF12を押すと、検証ツール（デベロッパーモード）になり、WordやExcelなどのOfficeソフトでは「名前を付けて保存」ができます。

ショートカットキーとは

ショートカットキーとは、キーボード上の複数のキーを同時に押すことで、特定の操作を行う方法です。

これにより、マウスを使わずに、より迅速かつ簡単にタスクを実行することができます。

ショートカットキーを使用するメリット

1. 生産性の向上
   ショートカットキーを使用することで、操作に必要な時間を節約し、タスクを迅速に実行できます。マウスやトラックパッドを使って操作するよりも、キーボードショートカットを使った方が効率的に作業を進めることができます。
2. 操作の簡素化
   ショートカットキーを使用することで、よりシンプルでスムーズな操作が可能になります。たとえば、テキストを選択してコピーする場合、マウスでドラッグして選択した後に右クリックしてメニューを開き、コピーを選択する必要がありますが、Ctrl + C を押すだけで簡単にコピーできます。
3. キーボードの使用頻度の増加
   キーボードショートカットを使用することで、キーボードの使用頻度が増えます。このため、タッチタイピングが上達する可能性があり、作業効率が向上することが期待できます。
4. マウスの使用頻度の軽減
   マウスを使って操作をすると、手首や腕、肩などに負担がかかることがあります。キーボードショートカットを使用することで、マウスを使う頻度を減らし、体への負担を軽減することができます。

便利なショートカットキーを覚えよう

基本のショートカットキー

下記の動作は頻繁におこなわれるので、ショートカットキーを覚えておくと作業がスムーズになるでしょう。

• Ctrl + F：検索ボックスを表示
• Ctrl + C：コピー
• Ctrl + V：貼り付け
• Ctrl + X：切り取り
• Ctrl + Z：元に戻す
• Ctrl + Y：取り消した操作を再び実行
• Ctrl + A：すべてを選択
• Ctrl + R：更新
• Ctrl + S：保存
• Ctrl + P：印刷
• Ctrl + W：アクティブなウィンドウまたはタブを閉じる

Windows のキーボード ショートカット一覧

覚えると便利なのはわかるけど、覚えていられない！

という方が大半だと思います。

下記のリンクはWindowsサポートのページでショートカット一覧を確認することができます。

Windows のキーボード ショートカット

• 一般的なキーボードショートカット
• Windowsロゴキーを使ったキーボードショートカット
• コマンドプロンプトのキーボードショートカット
• ダイアログボックスのキーボードショートカット
• エクスプローラーのキーボードショートカット
• 仮想デスクトップのキーボードショートカット
• タスクバーのキーボードショートカット
• 設定のキーボードショートカット

とても便利な機能ばかりなのでぜひチェックしてみてください。

覚えると便利なショートカットキー　Windows + X

WindowsキーとXキーを同時に押すと表示されるメニューについて、OSのバージョンやデバイスの仕様によってわずかに異なることがありますが、通常は以下のツールやOS機能にアクセスすることができます。

• インストールされているアプリ
• モビリティセンター
• 電源オプション
• イベントビューア
• システム
• デバイスマネージャー
• ネットワーク接続
• ディスクの管理
• コンピューターの管理
• ターミナル
• ターミナル（管理者）
• タスクマネージャー
• 設定
• エクスプローラー
• 検索
• ファイル名を指定して実行
• シャットダウンまたはサインアウト
• デスクトップ

まとめ